歩行補助杖 歩行器の種類と選び方

歩行補助杖 歩行器の種類と選び方

歩行補助杖や歩行器は、要介護1以上の方のレンタル、要支援1・2の方の購入対象の福祉用具です。 歩行補助杖は市販のものを購入しても良いのかもしれませんが、介護保険料を支払っているのですから、保険を使って購入・レンタルしたほうが合理的です。高齢の方だと、運動機能の障害を抱えていない方でも、要介護1、要介護1・2などに認定される場合があります。 とくに足腰が弱くて歩くのが大変であるという方、膝や腰に痛みを持っているという方はおそらく通院しているでしょうから、病院でソーシャルワーカーを紹介してもらい、介護保険が使えるかどうか遠慮なく確認してみると良いでしょう。 またリハビリで歩く訓練をしている方にとっても歩行補助杖は、無理のない範囲で歩行能力を伸ばす際の助けになってくれます。意外に活用範囲が広いのが歩行補助杖と言えます。 杖を選ぶ際は、まず長さがポイントになります。歩行補助杖の適切な長さは、足から15センチほど離して真っ直ぐ立てて、手を自然に下におろし、ハンドル部分の高さが手首のあたりに来るというのがひとつの目安です。この長さの杖のハンドルを握ると、腕が軽く30度ほど曲がるはずですから、参考にしてみてください。 歩行補助杖の種類は、もっとも一般的なT字杖や松葉杖タイプのほか、地面の接点が3つ〜4つある多点杖、前腕支持カフが付いたロフストランド杖などがあります。 歩行器は、使用している方が少ないことからあまりイメージできないかもしれませんが、天板がない机のような、四脚型の骨組みになったもので、種類は固定型と交互型があります。 固定型の歩行器は、両手で歩行器全体を持ち上げ前方に降ろし、歩行器を支えに前方に移動するといった使い方をします。交互型は左右がフレキシブルに繋がっているので、固定型のように歩行器全体を持ち上げず、左右交互に持ち上げて、前方に降ろし移動するといった使い方になります。 しかしいずれも狭い場所では使用に向きません。どちらかと言うと、リハビリ専用スペースなどで使うべきものと言えるのではないでしょうか。 なお歩行器ではありませんが、車輪が付いたカート式の歩行車というものもあります。歩行車は足腰が少し弱まっている方の外出用に便利で、ブレーキもついてあり、疲れたときに座れる椅子代わりにもなります。もちろんこちらも介護保険の対象となります。